温泉の効能の一つに「関節痛」などがあることはご存知の方が多いかもしれません。
ロードセラミックに当てたここにしかないお湯
ロードの湯でも、
入浴による顎関節症への良い効果も期待できるのです。
なぜか?
大きく二つです。
1つ目は体を芯から温め、血流を良くすることで血管が拡張し、首からあごへと向かう血管の流れが促進されることで顎関節へも酸素と栄養がしっかり届きます。
二つ目は、言わずもがな
『リラックス効果』
心も体もほぐれます。
現代人はストレスとは切っても切れず、日々生活をしているうちに知らず知らずストレスを溜めていると言われています。
その小さなストレスの積み重ねが、いつしか心や体の「不調」を作っているようです。
タイトルにある、顎関節症。
こちらも昔はあまり多くなかったようですが、口腔の不具合は増えていてドライマウス、口臭、歯ぎしりや食い縛りなども現代人の
ストレス性疾患として挙げられます。
実は私も小学生のころから顎関節症でした。
大きく口が開けられない。あくびをすると、「カクッと鳴る」
日常生活で痛みは特に強くなかったので、
そのままに大人になりました。
もちろん歯医者さんにはお世話になっていましたが、
これらの症状に対しては『根本の改善としてストレスを減らしてあげること』がとても大切です。
心地よい~熱いかな?と感じる温度のお風呂にゆったりと浸かりながら、体の緊張を手放してあげましょう。
肩が凝っていたら 肩の強張りを「感じる」こと。
そして、いつでも簡単にできるのはリラックスのツボ押し。
筋肉の緊張を和らげるツボは「完骨のツボ」。
耳の下の後ろ側にあり、
骨のくぼんだところにありますので 三本指で後ろから回すように押してみて下さい。
心地よい刺激をゆったりと感じ、入浴中であれば肩まで温まりましょう。
顎関節症でない方も、
同じようにリラックス効果を感じていただけるかと思います。
入浴で 体をゆるめる。
それが口元の緊張をとってあげることで、本来の状態へ近付く。
体は繋がっていますね。
血流を良くして、人生を楽しみましょう。
温熱療法士 福田涼子