入浴の歴史は仏教の「沐浴」から始まったと言われてます。
沐浴は身体を水で洗い清めること。
神社の境内にある「手水舎」で行う参詣者が手や口を漱ぎ清めるも沐浴の一種になります。
乳児がベビーバスでお湯に浸かることも「沐浴」です。
時代とともに沐浴が入浴へと変化し沐浴という意味は薄れ、身体の汚れを落とす、
ということが色濃くなりました。
そして、忙しい現代は湯舟に浸からずシャワーですませてしまう。
これもまた今の入浴の歴史です。
その結果、身体を清めるこや温めることをしなくなってしまった現代の社会は病氣の人だらけです。
人間の身体は、病氣から自分自身を守る免疫システムがあり、
それが正常に機能しているかぎり健康でいられます。
現代の私たちは、今まさに入浴という最高の健康法を見直す時です。